ホームページ作成にかかる費用とは?【目的・種類別まとめ】

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ホームページをなるべく安く作成したいけど、費用はどれくらいかかるんだろう?
制作会社もたくさんあるみたいだけど、どこに依頼すればいいのかな?

今回はこんな疑問にお答えします。

✓この記事の内容

・ホームページ作成費用の目的・種類別まとめ
・制作費用に幅がありすぎ!内訳はどうなってるの?
・適切なホームページをなるべく安く作る方法
・本記事の重要ポイントまとめ

これからホームページを作ろうか考えている事業主の方は、「相場がわからない」「なるべく安く作れたらいいんだけど、、」といった悩みがあると思います。わたしたちも実際に費用のご相談をいただくことが多々あります。

この記事を読めば、ホームページ作成費用の相場やホームページをなるべく安く作成する方法がわかります。

記事は5分ほどで読める内容です。5分後にはホームページ作成費用に対する理解が深まり、損をしない制作会社選びができるようになるはずです。

目次

ホームページ作成・制作にかかる費用。【目的・種類別まとめ】

一言にホームページと言ってもさまざまな種類のホームページがあります。

まずは自分が必要としているホームページがどの程度のものなのかを把握しましょう。
どのようなホームページが必要か把握できていないと、依頼先を間違えて損をしてしまう可能性もあります。

例えば、数ページのホームページがあればいいのに不要な機能まで付けられて高額になるケースや、逆に、集客目的のホームページが欲しかったのに格安で作ってしまって結果がでない、なんてこともあり得ます。

なので、まずは自分はどの程度のホームページが必要なのか、そのホームページの相場はどれくらいなのかを本記事で確認しましょう。

①小規模サイト(テンプレート) 無料~10万円

テンプレートを使用したホームページは制作料金が安く済みます。
クオリティよりも価格を重視したい方にオススメです。
しかし、デザインが決まっている、機能に制限がある、集客が見込み辛いなど、デメリットもあります。
このようなホームページは、格安ホームページ制作会社やフリーランスが作成します。

②小規模サイト(オリジナルデザイン) 30万円~80万円

制作会社によって金額に幅はありますが、基本的には設計~デザイン~コーディングと制作方法も本格的になり、ある程度の費用がかかります。
しかし、設計やデザインが適切なホームページをしっかりと運用していくと、ホームページからの集客や売り上げアップに繋がるメリットがあります。
経験のあるフリーランスや小規模のWeb制作会社が制作する場合が多いです。

③コーポレートサイト 100万円~300万円

主に中規模から大規模のホームページを戦略的に活用する企業向けです。
制作会社も中規模以上のところがチームで対応する場合がほとんどです。
制作期間も長くなります。

④ランディングページ(LP) 10万円~60万円

ランディングページとは主に集客を目的としたページで、いわゆるホームページのように情報がまとまっているものではなく、広告チックな縦長のページです。
リスティング広告の着地ページとして使用することも多いです。
作成費用はクオリティによって幅があります。

⑤オウンドメディア 100万円~300万円

オウンドメディアとは自社で情報発信をするためのメディアサイトです。
設計が非常に重要で、効果を出すには分析・運用が必須で、コンテンツも頻繁に更新する必要があるため、毎月の維持費も高くなる傾向があります。

⑥ECサイト 50万円~500万円

ECサイトといっても様々で、BASEなどの無料プランで自作することもできますが、しっかりと商品を販売していきたい方は適切に構築する必要があります。
ECサイトも公開後の運用が非常に重要なため維持費も高くなりがちです。

⑦サブスクホームページサービス 月額5千円~5万円

最近は「初期費用無料・月額〇〇円」というサブスクタイプのホームページも増えてきています。
初期費用を抑えられるところが最大のメリットですが、長期運用すると割高になる、安いプランだとページ数や機能が制限される、解約するとホームページも消えるなど、隠れたデメリットも多いため、契約内容をしっかりと吟味することが大切です。
フリーランスや小〜中規模の制作会社が請け負うことが多いです。

ホームページ作成費用の内訳は?

さて、ここまでホームページの目的・種類別に費用を比較してきましたが、こう思いませんでしたか?
「制作費用に幅ありすぎて結局わからん、、」
そうなんです。実はどのタイプのホームページでも依頼先や仕様によって価格差が大きいのがホームページ作成費用の特徴なのです。

具体的な内訳を紹介する前に、「ホームページ作成費用の幅」の理由を説明します。
一番の理由としては、ホームページ製作費のほとんどが「人件費」だからです。
つまり、「どれだけの人数がどれだけの時間をかけて作ったか」が制作費用にもろに影響するのです。

最近は素人でも簡単にホームページが作れるツールも増えてきて、ただページを作るだけならそこまで費用はかかりません。
しかし、見よう見まねで作ったホームページを公開してても、適切な設計やコンテンツがなければ集客は見込めません。

お金をかければいいというわけではないですが、集客(売り上げアップ)を目的にホームページを作成するのであれば、丁寧なヒアリングから適切に「設計」と「運用」をしてくれる制作会社に依頼するのがいいでしょう。

それでは、ホームページ作成費用の内訳を説明します。
上で書いたとおり作成費用には幅がありすぎるので、ここでは例として弊社でオリジナルデザインのホームページを作成する場合の金額をお伝えします。※依頼主は個人事業主や小規模ビジネスの方を想定しています。

ホームページ作成費用 約30万円

「トップページ、下層ページ4ページ、ブログ更新機能、スマホ対応」など必要な機能を付けたホームページを想定します。

・ディレクション(設計)費用:6万円
・デザイン費用:12万円
・コーディング費用:12万円

制作費用の内訳は大きくディレクション、デザイン、コーディングに分けられます。
テンプレートで作成する格安制作会社の場合は、お客様からもらった画像と文章をはめ込むだけの場合が多いので、このような内訳がないこともあります。つまり、ディレクションもデザインもコーディングも行っていないということですね。
細かい内訳を見積もることでどのようなホームページ制作を行っているかわかります。

サーバー・ドメイン費用 月額約1,000円

・サーバーとは、ホームページのデータを置いておくコンピューターです。
・ドメインとは、サーバー上の住所のようなもので、「〇〇.com」や「〇〇.co.jp」などを指します。

サーバー・ドメインはホームページを持つなら基本的には必須です。

ホームページの保守・管理・運用費用 月額5,500円~

データのバックアップや、システムアップデート、不具合対応などを制作会社に依頼する場合は月額費用がかかります。
最低限の保守管理は安いところで月額5,000円~10,000円程度からが相場です。
Webに関する知識に自信がない場合は制作会社に依頼したほうが安心でしょう。
Googleアナリティクスでの分析や改善のためのコンサルティングなどもあわせて依頼する場合は月額の費用も上がります。

制作会社によってクオリティや制作料金に含まれている内容にバラつきがあります。
そのため、以下の2つのことを意識して制作会社を選ぶことが大切です。

・安物買いの銭失いにならない。
・逆に不要な機能を入れすぎて無駄な費用を払わない。

しっかりしたホームページを作成できればお客様からの信頼度もあがり、集客や売り上げアップにも繋がります。
適切な規模と金額で、親身に相談に乗ってくれる制作会社に依頼しましょう。

なるべく安くホームページを作成するには?

さて、ホームページ作成費用の相場や内訳をお伝えしましたが、「やっぱり少しでも安くホームページを持ちたい」という方も多いのではないでしょうか。

最後に、なるべく安くホームページを制作する方法を3つお伝えします。

適切な規模の制作会社に依頼する

まずは制作会社選びが大切です。

ここは、安ければいいという考えではなく、制作費用以上に自社に利益をもたらしてくれるホームページを作れるかどうかがポイントです。集客目的であれば、しっかりとヒアリングから設計を行ってくれる制作会社に頼むのがいいでしょう。

また、本当に必要な機能のみを提案してくれるかどうかも大切です。

画像や文章などの素材を自分で用意する

ホームページに挿入する画像やテキストなどを自分で用意できれば、写真撮影費用やライティング費用を節約できます。
しかし、「写真や文章=ホームページの中身(コンテンツ)」なのでとても重要です。
高いクオリティのものが用意できない場合は、制作会社に依頼することをオススメします。

設計は制作会社にしてもらい、その設計に沿って自分で文章を作成するなど、「作業の分担」をすることで制作料金を抑える方法もあるので、制作会社と相談してみましょう。

費用のかかるシステムなどは既存サービスを利用する

予約システムやオンラインストアなどは1からシステムを組んでもらうと高額になります。
少しでも安く作成したい場合は、STORESやBASEなどの既存のサービスを使うことでシステム構築費用を節約できます。
ただし、制作会社によっては対応してくれないところもあるので事前に相談しましょう。

本記事の重要ポイントまとめ

それでは最後に、本記事の重要ポイントをまとめます。

・ホームページの相場はピンキリなので、自分の目的に合う制作会社を選ぶこと
・集客目的なら「設計」を丁寧にやってくれる制作会社に頼もう
・不要な機能を省き、自社で用意できるものは用意することで費用を抑えられる

いかがでしたか?
この記事では、ホームページ作成費用の相場感や、ホームページをなるべく安く作成する方法をお伝えしました。

記事の内容は以上となります。
あなたの疑問が解消し、少しでもホームページ作成の手助けになれば幸いです。

ここまでお読みいただき、予算感が掴めてきた方は実際に制作会社に問い合わせてみるのもオススメです。

「ホームページを作りたいけどどこに頼めばいいかわからない」
「なるべく安く作りたいけど設計やデザインもしっかりやってほしい」

このようなお悩みがある方は是非Brain Web Studio簡単無料お見積りフォームをご活用ください。

Brain Web Studioは個人事業主の方向けに「設計デザインにこだわったホームページを低価格で」作成している小さなチームです。いくつかの工夫をすることで、開業前後でも手の届く料金のプランをご用意しています。

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